Outdoor*Life

５月１６日（土）～５月１７日（日）　長野県のいなかの風に行ってきました。

レポートが、かなーり遅くなり申し訳ござんせん

SPC等のレポートを以前から見ながら、　「いつかは行ってみたい！！」と思ってました。

今回は”田植え”イベントがあるということで、嫁さんもノリノリで準備を進めていましたが・・・。
長女が水曜日の夜から体調不良で、ドクターストップがかかりました。
家族会議を開催した結果、長男・次女とチチの父子キャンになりました
嫁さんには”キャンセルを宣告される”と思っていましたが、　
「何ヶ月も前から予約して準備したんだから、行ってきたら！！」
と言ってもらえて、ラッキーでした

吹田から現地までの距離は約３００ｋｍもあります
Google　Map様で単純に検索しても４時間以上かかるようで、”１人で運転できる？”
”子供が大人しくしていられる？”などなど心配ごとはマウンテンですが、
”やってやれない事は無い！！”と自分に言い聞かせて、　”弾丸ツアー”を決心しました。

あいにく、名神高速道路では５月１１日～５月２２日の予定で、大規模改修工事が実施されており、渋滞しないか？不安を煽ってくれます                

【はじめに】
○なぜ、”いなかの風”なのか？
　↑にも書きましたが、今回は”田植え”が目的です。
　大阪平野の北端に近い千里ニュータウンに我が家は住んでおります。
　以前は小さな庭のある戸建住宅に住んでおり、細々と花を育てたり、野菜を作ったりしてました。
　４年程前に”ちょっとした事情”（話し出すと長くなるので割愛します）でマンションに移り住んで以来、
土に触れる機会もメッキリ減ってしまいました
　また、”食育”という観点からも”小さいうちに農業体験などもさせたい”と思ってましたが、なかなか機会に恵まれずにいました。
　（本当は今回欠席の、”偏食のある長女”の為の企画だったのですが・・・）
　そんな事を考えている時に偶然見た、いなかの風のHPの予約表に”田植え”の文字を発見
　HP内を詳しく見てみると、キャンプ場内にある水田で田植えをさせてもらえるようで、嫁さんの許可を得る前に予約してしまいました。（３月末の実話です）

【準備・出発】
大半のキャンプ道具は、ＧＷキャンプのまま車に積んだままの状態になっており、後はクーラーボックスと食材を積み込むのみの状態になってました。
食材の方も金曜日のうちに買ってきて、キャンプ場へ直行！！の予定でした。
ところが、長女の体調不良や学校・幼稚園の行事で、嫁さんのテンションは
「足りない食材は現地調達してねー」と金曜日の夜に宣告されました
出発は早朝４時と決めていましたが、ネットで慌てて現地の情報を調査を開始しました。
結局寝れたのは午前１時過ぎになってしまい、睡眠時間は僅か３時間足らず　ｵｲｵｲﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ

○午前３時４５分
嫁さんに起こされて出発の準備を始めましたが、出発前から完全に遅刻です（学校じゃないんだから何時にチェックインしても良いんですけど・・・）

子供２人を寝たまま車に移動しましたが、さすがに起きてしまいました

○午前４時２３分
いよいよ出発でーすこの後、もう一度自宅に戻るとは思ってませんでした

○午前４時４０分
車内で食べる朝食を買いにコンビニへ・・・。
（本当は自宅の近所のコンビニに行くつもりがスルーしてしまい、吹田ＩＣ近くのコンビニに行きました。）
ここで事件発生！！
次女の靴が片方ありません！！
車内を隈なく探しますが、見つかりません
裸足のまま車内に乗せたので、どこで無くなったか聞いても当然次女は”知らない”と・・・。
アホなチチが、自宅⇒車に運搬する途中で落とした模様
キャンプに行くのに靴が無くては、どうしようもないので自宅にＵターン

駐車場に”ポツン”と小さなスニーカーが残ってました

○午前５時
気を取り直して、再度出発
予定どおり吹田ＩＣから高速道路に乗ります。

週末・祝日１０００円の効果か、意外と乗用車の通行も目立ちました。

高槻を過ぎた辺りから、なぜか左側の走行車線・登坂車線に車が寄ってきます。
天王山トンネル前の分岐が近づいてくると、原因がわかりました。

”右ルートが通行止め”になっており、左ルートのみに車線規制されていました。
（補足：天王山トンネルは渋滞解消を目的に片側車線に２本目のトンネルが数年前の増設されました。旧トンネルが右ルート・新トンネルが左ルートになっています。）

京都南IC－京都東ICは夜間通行止めが実施されていますので、大山崎JCTから京滋バイパスで草津東ICに迂回しました。
この間、渋滞も無くスムーズに走行できました。

その後、琵琶湖の東側を北上して彦根の手前辺りから、後部座席が静かに・・・
振り返ってみると、２度寝してます２人して

○６時３０分
小牧ＩＣで中央道に乗り換え、松川ＩＣを目指します。

後部座席の２人がお目覚めになられたので、尾張一宮ＰＡでトイレ休憩。


スタバが見えたのでコーヒーを買いたかったのですが、開店前でした
（ちなみに、こちらのＰＡのコンビニはデイリーストアさんでした。
トイレだけ済ませて、Let's GO!!
○午前８時　阿智PA

コンビニでおやつを調達します。ちなみに、こちらもデイリーストアさん。
（下りは、ファミリーマートさんでした）
”もっこりんご”思わず、爆笑してしまいました。最近のおみやげの定番、御当地キャラメルもありました。
子供を無理やりトイレに行かせて、出発でーす

この辺りから遠くの方の山の景色が変わって来ました。
道路の左右に雪山が見えて来ました。遠くまで来たことを実感します。
（走行中の為、写真はございません。）

○午前９時
松川ＩＣを目前に、次女が　「おしっこ！漏れる！！」攻撃
松川ＩＣで降りても直ぐにトイレがあるとは限らないので、次の駒ヶ岳ＳＡを目指してスピードをちょっとだけ
ＵＰして向かいますちょっとだけです。本当に・・・

駒ヶ岳ＳＡに到着すると、　「もう大丈夫、トイレ行かない」　と言う次女ですが、責任を取って無理やりトイレに行かせました

○午前９時１５分
駒ヶ根ＩＣで高速道路を降りて、一般道へ
ちなみに、高速道路料金は1,850円。GWの木之本までと同じ料金で、凄く得した気分でした


食材の買出しに、事前情報を元に西友に到着
こちらの西友さんたら２４時間営業でした。
商品も豊富ですし、２４時間営業だからって割高なプライスでもありません
魚介類は冷凍物が中心で種類少な目でした。海の無い長野県ですので、仕方無いんでしょうねー。

○午前９時４５分頃いなかの風の麓まで来ました。遠くの山の中腹に管理棟らしき建物が見えます
（写真撮るの忘れてました）

キャンプ場周辺の解り難い部分のみ写真で説明します。
（大まかな案内図は、こちらから）


日曽利橋を渡ったら、右折します。


ここを左折して、集落の方へ入って行きます。


２車線の道路から、左折して脇道にそれます


ここを左折してキャンプ場に続く農道に入って行きます。


ここから先は車一台分の道幅しかありません、対向車が来たら離合できるところまで、どちらかがバック・バック・延々バックです

この後、鋭角な狭い曲がり角もありますので、大きな車の方は通行できるか？キャンプ場に事前にご確認を！！
（アルファード・エルグランド・ランクルクラスは大丈夫のようです。ハーエース（ロング）はどうでしょう？？）

○午前１０時過ぎ

やっと到着です！！


田舎育ちのチチにとっては、懐かしい臭いのする景色です。
（義理の叔母さんの実家が、似た感じのロケーションあった事をあとで思い出しました。）
晴れていれば、雄大な景色が望めますが、曇天なので全く見えず非常に残念でした。

管理事務所で、諸注意と利用料の精算を済ませます。
今回は初めての利用なので、入念に御説明いただきました
こちらのスタッフのお姉さん、数年前まで京都に住んでおられたようで、遠路はるばる来た父子を大歓迎してくれました。
（お姉さんのパーカーが娘と同じだったのは、笑えました。恐るべし、ユ○クロ）

いなかの風は、本当に田舎です。
当然ながら都会のように整備された下水道なんてあるはずも無く、浄化槽で処理された下水は川に放流されます。
浄化槽はバクテリア分解を利用した設備の為、食器洗剤・シャンプー・リンスなどはキャンプ場指定の物だけしか利用できません。
ということで、洗剤（180円）とシャンプー（280円）を購入しました。
（中身のみ補充の場合は、それぞれ100円引きです。）


同じような条件のキャンプ場でも、何の制限も無いところも多いので、いなかの風の
　”自然を守ろう！！”　という姿勢には、好感を持ちました

料金の精算の際に、ある事に気がつきました。
「事前に会員登録するのを忘れてた！！」
初めて利用申し込みをすると、キャンプ場のパンフレット・予約票とともに、郵便振替の用紙が同封されて郵送されます。
この郵便振替用紙で4000円を振込むと、こんな↓素敵な会員書を発行してくれます。

一年間有効で、早期予約（通常６カ月前⇒７カ月前）や利用料割引の特典が受けられます。
詳しくはこちらをどうぞ・・・

せっかく準備していただいた精算伝票を作り直してもらって、会員登録させていただきました。ﾓｳｼﾜｹｱﾘﾏｾﾝ
（この間、他愛の無い話をしながら、スタッフさんは書き間違えながら、時間が過ぎていきました）

受付完了後、いよいよ設営開始です。
今回は管理棟に一番近いＢ－１サイトを利用します。
（HP上にあるLIVEカメラから一番良く見えるところです）

広さは、大体１５ｍ×１０ｍ程度で、サイト内には直火で焚火できるファイヤースペースも準備されています。（薪も現地で購入可能です。）
ちなみにこのサイトが、１家族・車両１台用の一番狭いサイトです
（昨年のGWに行った、福井県の某有名キャンプ場と比較すると・・・）

こちらがペット同伴サイトです。奥側にもう１サイトあります。

２家族用のサイトやグループサイト、ドックラン付のペットサイトも２サイト用意されており、用途に合わせてサイトを使い分ける事も可能です。サイトについては、こちらをどうぞ
（２家族用サイトを２家族で使うのが一番割安だと思います。次回は、どなたかご一緒しませんか？会員割引の特典を半分お分けできますが・・・）
また、キャビンって言うんでしょうかログハウスも３棟あり、当日もフル稼働でした。

同じタイプのキャビンが３棟点在しています。奥がお風呂。

実はこちらのキャンプ場を運営されているのは、辰巳屋建設株式会社という建設会社さんなので、管理棟・キャビン・炊事場・トイレ等の
施設は普通のお家のようにキレイに作られております。（のちほど登場しますが、お風呂の形もユニークです。）
田植えの時も作業服姿のヘルプ方も来られており、会社全体でキャンプ場運営を楽しまれている雰囲気でした。（勝手に判断）

炊事場とトイレ。トイレも普通の家庭のトイレ並にキレイです。

今回の我が家の幕帯は雨と寒さを考慮して、最近定番のリビングシェルとLB6の”直結”にしました。
（翌朝、この選択が正しかった事に気付きます。）


チチ一人の設営だった為、２時間近くかかって１２時３０分頃にようやく完了しました。子供２人を放牧しておりましたが、昆虫を捕まえたり・田んぼや水路にハマリながら二人で仲良く過ごしてくれました


遅くなってしまいましたが、１３時前にやっと昼食です。
メニューは、我が家のキャンプの昼食の定番”ざる蕎麦”です（爆）
薬味は、ねぎのみ・・・。わさびすら準備してません（苦笑）
チチのそんな手抜き料理でも子供達は、”おいしい！美味しい！！”と連発してくれて、チチは感激しました。（蕎麦のお陰だということは、十分承知しております）
あまりの食べっぷりに、チチはほとんど蕎麦にありつけず、パンを食べて空腹を凌ぎました

鍋のまま出すか～

１４時からは、いよいよ”田植え”ですが、次回に続かせいただきます